このweblogはハンドキャリーのアルバイトで世界をまわる記録です。
ハンドキャリーについて書いていることは、とある1社の登録アルバイトとしての経験から書いていることで他では違うこともあると思いますし、偏った内容になっている場合もあると思います。
また、登場する人物の名前は全て仮名です。
上記ご留意の上、愉しんでいただけると嬉しいです。
ハンドキャリーについてはこちら:ハンドキャリーについて
ハンドキャリーバイトのお仕事の流れについてはこちら:はじめてのハンドキャリーバイト
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ハンドキャリーについて書いていることは、とある1社の登録アルバイトとしての経験から書いていることで他では違うこともあると思いますし、偏った内容になっている場合もあると思います。
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ハンドキャリーのアルバイトで上海へ2泊3日でお出かけしてきたお話。ほぼ観光写真の記録です。
ハンドキャリーの話をしている上海2泊3日①、既に観光記録になっている上海2泊3日朱家角の続きです。
2日目は上海市内を1日かけて散歩しました。訪れた場所は有名なところだと豫园〜上海老街〜上海当代芸術博物館〜田子坊〜永康路〜武康庭〜外灘〜陸家嘴です。もちろんずっと歩いていたわけではなくて地下鉄を使いながら周りました。
地下鉄を使うなら1日券などが便利です。
絵柄も可愛くておみやげにもなりそう。1日券は購入から24時間有効です。夕方に買えば翌日も使えるので予定に合わせて便利に利用できます。ほかに72時間有効の3日券もありました。
散歩が好きで、海外に来てもひたすら歩き倒すことが多いです。観光地を見学したり美術館なんかに行くこともありますが。
まずはホテルの近くの外灘からてくてくと豫园まで。
どんよりと曇り空の外灘。
豫园は観光客でいっぱいです。
こんなところにもスターバックス。
入場料の必要な中には入らず周辺を愉しんだのち、上海老街へ歩いて向かいました。
こちらも人でいっぱい!
とにかく広いのであちこち覗いているうちにずいぶん時間が立ってしまいました。周辺も少し散策してから地下鉄を使って上海当代芸術博物館方面へ。博物館そのものはあんまり興味がわかなかったのですが周辺が面白そうということで行ってきました。
こんな感じで周辺に現代美術がいっぱい置いてあります。
ひととおり見てまわってから地下鉄で田子坊へ。
ここで突然の大雨。所狭しと連なっているお店の中からカフェを見つけて入ります。
路面に直接書かれている何かの案内が可愛い。
雨が止むまでカフェで待ったりして、フランス租界として有名な永康路〜武康庭を歩きました。
が、もうだいぶ暗くなってきたのもあってその辺りのまとも写真は残っていないです(^_^;)
洋風のおしゃれな建物や綺麗な庭が点在している感じでした。バーとかもヨーロッパぽかったですね。
最後に陸家嘴まで地下鉄で行きたくさんのタワーを見上げておしまいです。
3日目は買い物して帰国しただけなので割愛!
これにて上海編完結です。
2015年秋にハンドキャリーのアルバイトで上海へ行った話(上海2泊3日①)のつづき。ここからは完全に観光旅行の話です。
ハンドキャリーのアルバイトの荷物を引き渡したあと、早速街に出てホテルにチェックインし、バスで上海近郊の水郷の街、朱家角へ向かいました。
朱家角鎮(しゅかかく-ちん)は中華人民共和国上海市青浦区に位置する鎮。典型的な江南水郷古鎮であり、「上海第一大鎮」と称される。
朱家角には北大街、東井街、西井街、大新街、東市街、勝利街、漕河街、東湖街、西湖街など幾条もの古い街がある。その中の北大街は2005年11月に上海市の「上海市十大休閒街」の一つとして選出された。
同里、甪直などに見られる、「運河―水門―茶館―市」の商業施設の相関関係を示す構造や、鎮の求心的場所としての廟や寺も残されている。また、放生橋(高位の僧侶が魚を放した場所)の上からは、百数十年経た茶館(外部と鎮内部の取引の場)も見られ、古典的商業の仕組みも散見できる。鎮内では鶏肉入りの粽が名物で随所で売られている。
上海からバスで1時間位だったと思います。水郷の街好きなんですよね。倉敷とか柳川とか。街の中に水が流れているところ素敵じゃないですか。なので上海のガイドブック眺めていて朱家角を見つけた時、絶対行こうと決めていたんです。
河沿いにお店がいっぱい並んでいて完全に観光地なんですが、地元の人達はあんまり観光客を気にせずゆったり過ごしているかんじでそれがとてもよいです。
水辺に張り出した昔風の建物も格好いい。
そして上海中どこにでもあるスターバックス。
水辺や裏路地をふらふらと心ゆくまで散歩して大満足の上海観光1日目でした。
2015年の秋にハンドキャリーのアルバイトで2泊3日で上海へ行った話です。
「上海2泊3日の案件がでそうなんですが行けますか?」
ハンドキャリーのアルバイトに登録している会社の小林さんからそんなメールが来たのは出発3日前のお昼前でした。このころはまだそれほどハンドキャリーバイトの回数をこなしていなかったのでわかりませんでしたが、今になって思うとこれはすごく余裕のある依頼です。出発当日、もしくは前日の依頼が大半ですから。
ちょうど日程も空いていたので即答快諾しました。そのころ、よる現地について空港近くのホテルに泊まり朝の便で帰るというほぼとんぼ返りのような案件が続いていたので、2泊3日なんて旅行みたいな日程の案件は嬉しかったのです。しかも行きは朝早くの便、帰りは夕方に現地を発つ便です。素晴らしい。
無事に案件が確定し、珍しく出発まで時間の余裕があったので観光地を調べたり空港で借りられるレンタルWi-Fiの予約をしたりと準備をします。気分は完全に観光旅行です(笑)
しかしレンタルWi-Fiはリンクによって値段が変わったり、クーポンを使うと他の費用が発生して調整されてかえって高くなったり、いろいろひどいですね。。
当日は朝始発で成田へ向かい空港まで運んでくれたドライバーさんから荷物を受け取ります。税関手続きをへてチェックイン。定刻通りのフライトでお昼前には上海に到着です。
税関手続きは合流した現地のエージェントの方が進めてくれ1時間かからず受け渡しまで完了してしまいました。比較的スムーズな方だと思います。国によっては数時間単位で待つ場合もありますから。
ということでお昼すぎには開放されました!あとは観光旅行です(笑)
はじめてのハンドキャリーの仕事の話をしましょうか。はじめてなので、ハンドキャリーのアルバイトの流れがおおまかにわかるように書こうと思います。
ぼくがハンドキャリーのアルバイトに登録したのは2014年の晩秋のことです。知人から紹介されて、バイト料はしょっぱいけれどタダでいろんなところに行けるのはいいなと思って登録したのでした。
はじめの案件の話が来たのはそれからまもなくで、11月の中頃だと思います。
なんと羽田からジャカルタへ、日帰りで帰ってくるというものでした。
正確には日が変わる頃に羽田を出発してジャカルタ現地に早朝につき、その日のお昼すぎの便で戻ってくるというものです。
ろくに観光もできないじゃん、と思いましたが、荷物が多く経験者の方と4人で行くということで勉強と思って受けることにしました。というのも、ハンドキャリーのアルバイトに登録してすぐはベテランの方と同行する案件しかまわしてもらえず、なれて独りでできるようにならないと1人で足りるような仕事は依頼してもらえないと聞いていたからです。いつも荷物が多いわけではないのでしょうから、早く独りでできるようになったほうがたくさん仕事がもらえるかなと思って。
飛行機の出発の3時間ほど前に羽田空港で集合し、送り届ける貨物を運んできたドライバーさんから受け取ります。それから空港の税関で書類、貨物を確認してもらい、航空会社のカウンターでチェックイン。送り届ける貨物もここで預けてしまいます。あとは搭乗開始時刻前にゲートで待ち合わせるまで自由時間です。
免税店をひやかしたり、お茶を飲んだりして過ごします。空港はWi-Fiもありますし、メールの処理なんかをしたり、時間を潰すのには困りません。
ゲートに集合してからは定刻どおりかの確認、預け荷物が搭載されているかの確認をします。問題ないようでしたので時間通りに搭乗。
羽田からジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港までのフライト時間は7.5時間。夜の便なので眠っていればついてしまいます。
予定より少し早めに到着し、空港でVISAの取得。入国審査に進みます。
入国審査では書類に滞在先を書いていなかったので突っ込まれました。今日帰るんだ、といったらマジかよクレイジーだなって審査官のお兄さんに笑われてしまいました。いや、ぼくもクレイジーだと思いますよ。ほんと。
そのご預け荷物をピックアップして税関の手続きに向かいます。ハンドキャリーの場合、税関の手続きは自分でやる場合と現地の代行業者に依頼をしてお願いする場合があります。このときは現地の代行業者が荷物を受け取るターンテーブルまで来てくれていて、一緒に税関へいって手続きを進めてくれました。
手続きが終わり、貨物を引き渡して業務は完了です。
後は帰りの飛行機のチェックインが始まるまで4時間ほどの自由時間。同行した3人のうち、2人はラウンジの使えるステータスがあるとかでラウンジへ、1人は街の雰囲気だけでも見てみたいといってタクシーで出かけて行きました。ぼくはラウンジも使えないですが、バタバタするのも嫌だなと思って空港で時間を潰すことに。11月だというのにずいぶん暑いなかうろうろと空港を探索し、飽きてカフェで時間を潰していました。Wi-Fiも使えるし、本も持って行っていたので暇で困るということもありません。
帰りの飛行機では映画などを楽しみつつ、23時前に羽田に到着し解散となりました。
ハンドキャリーとは人が携行品として貨物を運ぶBtoBの物流業の形態の一つです。
通常の航空便では、飛行機の貨物室が搭乗者の携行品でいっぱいになってしまうと次便にまわされたり、現地に到着してから輸入関税手続きが行われるまでにタイムラグがあったりと航空機の飛行時間以上にかかる時間があり、その時間も読めないことが多いです。
一方でハンドキャリーでは実際に人が現地まで持っていくために携行品として飛行機への搭載が優先され、現地でも到着直後に携行品として関税手続きをその場で行うことができます。
このため、人が係る分費用は高くなるものの、おそらく最速で貨物を運ぶことができるため緊急時の輸送に利用されます。僕がこれまで行ったアルバイトでは機械系メーカーの部品の輸送などが多いです。推測ですが、海外生産している製品の部品の現地工場が何らかのトラブルで稼働停止してしまったような際に、緊急措置としてかわりに日本の工場で生産し送っているものと思います。
このようにハンドキャリーは緊急時に依頼されるもので、常時あるものではありません。このため、多くのハンドキャリーの会社は常勤のスタッフは極力少なくし、実際に現地に荷物を運ぶスタッフは登録制のアルバイトとしています。
アルバイトとしては金銭面での魅力は低いです。拘束時間の割にアルバイト料は少ないです。
また、ハンドキャリーのアルバイトの依頼は突発的で(明日から行けますか?とか、今晩からいけますか?という感じ)、定期的にあるわけではなく依頼がないときは半年くらい全く無い場合もあります。
一方で会社のお金で海外の色んな所に行けるというのは魅力的です。多くの場合、ハンドキャリーのお仕事は空港で荷物を引き渡した時点で業務完了です。その後は帰国まで自由時間ですから観光など好きにできます。
海外旅行が好きで時間の自由の効く人にとってはよい趣味バイトだと思いますが、多くの人にとってはハンドキャリーはあまりよいバイトでは無いと思います。