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ハンドキャリー

ハンドキャリーについて

ハンドキャリーとは

ハンドキャリーとは人が携行品として貨物を運ぶBtoBの物流業の形態の一つです。

通常の航空便では、飛行機の貨物室が搭乗者の携行品でいっぱいになってしまうと次便にまわされたり、現地に到着してから輸入関税手続きが行われるまでにタイムラグがあったりと航空機の飛行時間以上にかかる時間があり、その時間も読めないことが多いです。

一方でハンドキャリーでは実際に人が現地まで持っていくために携行品として飛行機への搭載が優先され、現地でも到着直後に携行品として関税手続きをその場で行うことができます。

このため、人が係る分費用は高くなるものの、おそらく最速で貨物を運ぶことができるため緊急時の輸送に利用されます。僕がこれまで行ったアルバイトでは機械系メーカーの部品の輸送などが多いです。推測ですが、海外生産している製品の部品の現地工場が何らかのトラブルで稼働停止してしまったような際に、緊急措置としてかわりに日本の工場で生産し送っているものと思います。

 

ハンドキャリーのアルバイト

このようにハンドキャリーは緊急時に依頼されるもので、常時あるものではありません。このため、多くのハンドキャリーの会社は常勤のスタッフは極力少なくし、実際に現地に荷物を運ぶスタッフは登録制のアルバイトとしています。

アルバイトとしては金銭面での魅力は低いです。拘束時間の割にアルバイト料は少ないです。

また、ハンドキャリーのアルバイトの依頼は突発的で(明日から行けますか?とか、今晩からいけますか?という感じ)、定期的にあるわけではなく依頼がないときは半年くらい全く無い場合もあります。

一方で会社のお金で海外の色んな所に行けるというのは魅力的です。多くの場合、ハンドキャリーのお仕事は空港で荷物を引き渡した時点で業務完了です。その後は帰国まで自由時間ですから観光など好きにできます。

海外旅行が好きで時間の自由の効く人にとってはよい趣味バイトだと思いますが、多くの人にとってはハンドキャリーはあまりよいバイトでは無いと思います。